2007.03.13 Tuesday
いかなご争奪戦…!!
|
||
…したのはしたのだが、不漁だとかでなかなかお目にかかれない。
もともと「いかなごの新子」が入荷すると、わらわらと買い物客が寄ってきて、どんどん売れるのだけど、今年はそもそも漁獲高がママならないらしくて、あっという間に完売するらしい。 新子漁はの日の午前中に終わり、早ければ午前11時〜正午頃に店頭に並ぶ(ならナシ)。その時間帯に店に居なければ、入手は不可能に近い…。運よく、入荷のタイミングに店に居合わせても、入荷量が少ないので「おひとり様1kg」規制で思うように買えないらしい(…らしい…というのは、私はその場面に出くわしていないので)。 1kgのみの入手で不満足な人は、あちこち店(スーパー)をハシゴしているとか。 新子は日に日に成長するので、見かける度に成長具合を確認して、好みの成長具合なら購入する…というのが例年の世間の動向だが、今年は入手困難なので 手当たり次第買う人も多い様子。客あしらいに困ったスーパーでは予約受付までしている。 とにかく兵庫県南部地域のスーパーでは、「いかなごのくぎ煮」を作るべく、「いかなご争奪戦」がくりひろげられているのだ。…なぁ〜んて オーバーな いかなごの新子は鮮度が命。だから予約してまで入手して、うっかり「忙しくてできなかった」…ということになるのがイヤで、今年はいかなごはあきらめていた。 ら、意外にも。偶然、入荷したばかり! というタイミングに行き当たり、入手成功。しかも そういうことがこれまでに2回も。そして、お買い物規制ナシ。ま、規制されていないと言ったところで、私は1度に1kgずつしか炊けないので、そんなに大量に買えな〜〜い。 私の「いかなごのくぎ煮」の炊き方は… いかなごの新子 1kg 濃い口しょうゆ 250cc(減塩しょうゆを使うこともある) 水あめ 120g(黄ザラナシ、水あめだけで250gでもかまわない) 黄ザラ糖 130g(水あめナシ、黄ザラだけ250gでもかまわない) 酒+みりん 100cc(酒の量が多いとやわらかく仕上がり、みりんが多いとピン!と硬めに仕上がる) 土しょうが 50g(皮付きのまま針しょうがにする) 1)いかにも昔っぽい安物のアルミの鍋に、 しょうゆ、酒、みりん、砂糖、水あめを入れて、ひと煮たちさせる。 2)土しょうがを入れてもう一度煮たてる。 3)水を通して洗い、よく水を切った「いかなごの新子」を、一気に入れる。 4)数箇所に穴をあけたアルミホイルで落し蓋をして、強火で約30分。 アルミホイルが煮立った泡で持ち上がり、ふきこぼれない程度がベスト。 5)アルミホイルをとり、鍋をゆすって返しながら煮詰める。 6)ざるにあけ、汁気をきりつつ、熱をとばす。 昔風のアルミの鍋…というのは超重要ポイント。間違っても、高級な7層構造の鍋ではだめ。早煮えしないとだめだから。 そして、ぜったい6)になるまで、お箸やお玉でかきまぜてはいけない!。やわらかい新子がくずれてしま〜〜〜う。 そして、そして、好みにより2)の段階で、くるみ(私は製菓材料として売られているくるみの実を50〜100g、少し刻んだものにしている)を入れる時や、レモンの皮のみじん切り(もちろん国産の無農薬栽培のレモンの皮で1/2個分。1個分だとレモン風味がきついような気がした。ただし、好みによる。)を入れてるときもある。 濃い口しょうゆで炊くと、冷凍しながら1年は保存がきく。長期保存しない分は、減塩しょうゆで炊く。…塩分が気になるところは、トシ…かな(ぎゃはは・笑)。
auther : cottoncandy | レシピ | - | - |
|
||