2002.11.16 Saturday
小川倫生さん & 住出勝則さん 極上ライブ♪
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高校生の頃、学校主催で定期的に開かれる芸術鑑賞会の一環でクラッシクギタリスト氏の演奏を聴いたことがある。
正直言って 退屈だった。 鑑賞するだけの知性も教養もなかったんだろうな(笑)。 はねっかえりの高校生だったってこともある。 鑑賞会が開かれた学校施設であるホールは音響がすばらしいこと有名で、はねっかえり女子高校生としては どうせならその前年にそのステージに立ったシグナルが見たかった(笑)。 大勢の友達といっしょになって、興味をもって聴くわけでもない演奏会は、退屈でしかない。 抜け出すことばっかり考えていて…鑑賞の条件が悪すぎた。 ギターのインストルメンタルでのコンサートと言うと、私には理解できないもの--実は そんな悪い印象しかなかった。 この日までは。 (注:2007.4.7.記)
この日からさかのぼること2ヵ月半前、ひょんなことから元シグナルの住出勝則さんがソロアコースティックギタリストとして活動していることを知った。即取り寄せたCDを聴くものの、ギターを弾かない(弾けない)私には、聞こえてくる音が凄すぎてピンと来ない。
ノンオーバーダビング…別録りしたものを編集してないなら、どうやって弾いてこんな音になるの??? 確かめたい、弾いているところを。どうしても。 そんな具合で初めて出かけたのが下記のライブだった。 いっしょに演奏される小川倫生さんが、どんなアーティストかということも知らない…無知のまま。 住出勝則&小川倫生アコースティックギターライブ 2002.11.16.Sun. at 神戸鈴蘭台Stardust★Cafe 19:00〜 少人数規模のアットホームなライブは初体験。 (少人数と言っても、会場であるお店は満員お礼状態) ギターのことには無知な私が居ていい場所なのか??? (住出さんの音楽は子どもの頃から大好きだったけど) 初めて居合わせたその空間は、居合わせた方たちの 「パフォーマーが誰であれ、よい音楽を楽しみたい」オーラ に溢れた場所だった。 中には、何かの雑誌で見覚えのある顔も…後で気付いた。 押尾コータローさんだった。 さて、開演。 あの(!)住出さんが前に出て小川倫生(みちお)さんを紹介。 小川さんの演奏が始まる。 目と耳が釘付けになった。なに、このプレイ? 気持ちのいいメロディ。 周囲のムードに気圧されて、この時の演奏曲目なんてメモに残してないが、娘の耳打ち「おか〜さん、海の曲、きれいね〜」---「♪太陽と羅針盤」だった。オリジナル曲の間にアイリッシュが好きだと言われ、あちらの曲を演奏される。それがまたいいっ♪知らない曲だけど(^^;、ひきこまれる。 圧倒されてあっという間に時間が過ぎ、最後の曲。「え〜〜、やめないでぇぇ」と反射的に思う。しかし、小川さんの演奏が終わらなければ、本来のお目当ての住出さんの演奏が始められない…うぅ。 休憩をはさんで、住出さんの演奏開始。 こちらも、目がテン。。 その演奏の様子を見慣れない目にはとまらぬ、動きと迫力。ギターの弦を押さえる、あちこちのどこから音が出たのか…?・?・?・?・? でも曲はわかる。CDを聴いていたし。なんたって、昔から慣れ親しんでいた住出さんの音楽センスだし。とにかく私の肌にあう感じ。 この日の住出さんは、ご自分と音楽の関わりを説明するのに、「♪パイプライン」や「♪六段」を演奏してみせるパターンを織り込んでのライブ展開。 とにかく初めてでかけたギターライブで、度肝をぬかれ、心をうばわれ、その夜は興奮のあまり眠れなかった。 また、ぜったいライブに行きたい、あの演奏をナマで鑑賞したい…!! 忘れられない、極上のライブ…。
auther : cottoncandy | Live♪(& set list) | - | - |
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