2010.09.19 Sunday
続・お奨めが難しいヘアケア
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では、前回の続き。
アトピー性皮膚炎で困っている人が家族に居れば、これは常識だと思う▼ 合成洗剤を使うな! 合成洗剤に含まれている「合成界面活性剤」が肌を荒らすんだって。 よく主婦が手をひどく荒らして「主婦湿疹」とか言ってるけど、あれだって、「きちんとした石けん」を使えば、大抵の人なら まず治る。 高校の生物の時間の実験で「DNA抽出」をするときに合成洗剤を使うんだけど、その意味は「細胞膜」を破壊するため……だって言うんだもん。 だから少なくとも、肌の荒れで悩んでいるなら、わざわざ肌荒れの元になる合成洗剤を使うなよ〜〜〜って事なんだねぇ。。 で、ボディシャンプーや液体ハンドソープでで市販されているものは使わなくなった。 (つまり、娘がアトピーの荒れ肌で困っているので) ここ数年は自分で石けんをデザインして作るようになって、売られているものより う〜〜んといいものを作れるようになって、石けんさえ買わなくなった。あのねぇ、1個100円〜200円程度で売られている 固形石けんだって香料が入っているの。それが 合成モノだからねぇ……自分で作れると、使いたくなくなるんだよね。 石けんを作れるようになると、高級で高価そうに売られている石けんが バカバカしくなるのよ。 だって 作れるもん。んでもって、そこまでの費用はかからない。 これが 肌にいい。顔も洗える。そこらの洗顔料なんてメじゃない。 …ってことは、地続きの頭皮にも いいんじゃないかな〜〜〜と、考えが広がるでしょ?(私は広がったので、読んでる皆さんも広がってくださいな)
それで、アタマも(つまり頭皮も髪も)石けんで洗う道に入ってしまった。
固形の石けんをアタマに??? な〜んか 昔のオヤジみたいって思うかもしれないけど、だからこそ 自作の(本来なら凄く高値で売れるような)石けんを使う。 近頃は気の利いたスーパーでも 「せっけんシャンプー」(液体/合成界面活性剤を材料にしていないもの) が売られているので、固形石けんでなくてもいい。 ただし、「せっけんシャンプー」で洗うと、初心者は必ずといっていいほど、髪がきしむの。 これで、「せっけんシャンプー」を「悪いモノ」だって判断する人が多いそうな。 でも これが大いなる誤解。というか 間違い。 悪いのは きしんでる髪の方。 市販のシャンプー&リンスは髪がサラサラになるように、コーティング材が含まれてて、髪の1本1本をコーティングするようになってる。1本1本傷だらけでも、コーティングしてサラサラ。傷だらけの中古車にwax塗ってるようなものだよね。で、合成界面活性剤を使うから、ぜったいに髪は傷んだまま。 「せっけんシャンプー」はコーティングなんてしないから、傷んだ髪の人が使えば 髪はきしむ。 ここを 我慢して使い続けて乗り切れば平均2〜3ヶ月で「きしみ」がなくなる。合成界面ナントカを使わないから、髪は自助作用で復活する。 リンスとして「酢」を使うのは、本来弱酸性の体なのに、石けんで洗ってアルカリ性になって、開いちゃったキューティクルを酸で中和する意味があるのね。頭皮の健康な人なら使わないでも平気な人もいるぐらい。 まぁ大抵の人は 酸性の液体で中和すべきかな。 で、酢。 米酢 でも ワインビネガー でも レモンの絞り汁をうすめたものでも… 使い方はカンタン。 洗面器に酢(酸性のモト)をお猪口に1杯、お湯で薄めて髪や頭皮を浸す。 若い人は知らないだろうけど、30数年前なら市販のリンスもこんな使い方だったよね? ついでに書いとくと、食用のオイルを材料にした自作石けんだと、初心者の石けん洗髪の時でも、市販のせっけんシャンプーほど「きしまない」。 …こういうことを続けて3年。 私の髪はクセが強くてツヤもないし、乾燥しやすくて傷みやすい。。。。 って思っていたけど、 今は ツヤもあるし、しっとりしてるし、長く伸ばしても傷みがこない。 事情をしらない人からは不思議がられる始末。 質問されて、「事情」を説明するのも面倒だし(笑)、合成洗剤系のシャンプーじゃないとか、せっけんだとか、酢だとか聞かされると、たじろぐ人も多い。 まぁね〜、気持ちはわかるよ。 だけどね、頭皮。それも 毛穴。 大切にしないと、大事なものがぬけやすくなるわ、白くなるわ… できたら若いうちにしっておきたかったもんです。
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