CottonCandy♪

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父の夢
睡眠中に見る夢のこと。

いつもじゃないけど、時折、「予知」っぽい夢を見る。

妊娠中、娘の顔を夢の中で見た。お世話になっていた病院の方針で、お腹の中の赤ちゃんの性別は知らされていなかったんだけど。
夢の中で、それよりちょうど100日前に亡くなったはずの父が帰ってくる気配がして玄関へ向かった。父のクセで鍵をチャリチャリ鳴らす音の感じがして。ところが玄関には父の姿がなく、小さい女の子が家にあがってきた。あれっ、どこの子?? 私を見上げたその顔……。夢から醒めると、いっぱい涙が出ていた。
後日、娘が生まれて はいはい ができるようになって私の後を追いかけてきたとき、私の足元にいる娘の顔が ちょうど それだった。
夢の中の女の子も、足元で私を見上げた娘も、緑のスカートをはいていた。


子どもの頃はそれなりに付き合いがあったのに、ある時期からすっかり音信不通状態になっていた母方の伯母が亡くなった時の夢は。
やはり亡くなっていた父が夢の中に出てきて、「じゃ、行こうか…」と言われてふたりで移動した。移動…空を飛んでいる感覚。降り立って、ガラス製の自動ドアが開き、中へ入ると白い1室、ベッドには顔に白い布をかけられた人が横たわっている。「あぁ、間に合わなかったな」と父。反射的に「伯母さん…」と思った。性別はわからない状態なのに。なぜだかそう思った。私には伯母がたくさん居るのに、これまたなぜか、「だけど、いちばん親しい伯母さんじゃない」と感覚的に夢の中で判っていた。数日後、そこんちの従姉妹から連絡があり、伯母のことを知らされた。


それから数日後の夢で、JR大阪駅の前あたりらしい雑踏の中へ消えていく父の後姿を夢に見た。
あれから父に会えてないのが 実は淋しい…。

父は1994年の年明け早々に亡くなった。
その直前の時期、街がクリスマスムード一色になる頃、あと1週間との医師からの宣告を父には告げることが出来ず、刻々と容態が悪くなる父に付き添った。杖が欲しいというので、デパートへ買いに行き、プレゼントだと店員さんに言うとクリスマスギフトの包装をしてくれた。ついでにベッドサイドに飾れる小さなツリーも。

だからかなぁ…あれ以後、この季節はクリスマスの飾りを見ると気持ちが痛くなる。
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